【小説】[11:精力剤(媚薬)](東方二次創作)

神の風をふかしにきたぜ! 小説 #この世に一人の俺と君
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さとりが風邪で休んで二日目。
流石に一人にするわけにいかず、俺はさとりの家に今日も来ていた。
「...。」
さとりの家のチャイムを鳴らす。
返事がない。ただの屍...と思いきや。
ガチャリと家の扉が開く。
そこから出てきたのはさとり。おでこには冷えピタを張っているが、
今日は寝間着ではなく私服であるため、体調はかなり良くなったとみていいだろう。
どこを見ているのかという質問にはノーコメントで返させてもらおう。
「あ...狂夜君。上がって」
「おじゃまします...」
俺はさとりの家に上がる。
そのままリビングのテーブルに買ってきた差し入れの袋を置いた。
「今日も差し入れを持ってきてくれたのね...別にいいって昨日言ったのに...」
「俺が渡したいって言ってるんだから別にいいだろ?それにお金ないなら、少しくらい頼ってくれてもいいんだぞ?」
「友達にそんなこと...私はできないわ」
「じゃあただのクラスメイトならいいの?」
「そういうわけじゃないのよ...」
さとりは呆れた目で俺を見つめてきた。
痛い。その視線が痛い。
俺はそんな中一つの飲み物を出す。
小さめの瓶に入った飲み物だった。
「まぁ...とりあえずこれでも飲め」
「何かしら?これ」
「精力剤」
「精力剤!?なんでそんなもの買ってきたのよ!?」
「別にいいじゃんか。これでも飲んで元気つけろよ」
「いらないわよ!」
「なんでだ?其れ飲んだら免疫反応がどうたらこうたらで早く風邪治るかもしれないぞ?学校に行かないと、首席日数取れないぞ」
「...」
さとりは少し考えると、瓶を手に取り
「わかったわよ...その言葉を信じるわ」
そういって精力剤を飲み干した。
「どうだ?」
「...気持ちは少し元気になったけど、そんなに変わらない気がする...」
「...え?」
「...少し、体が熱いわね...」
「...大丈夫か?」
「ええ...別にだるいとかじゃなくて、少し暖かいだけだから大丈夫よ...」
「そっか...」
さとりは別の作業を始めてる。俺はその間に精力剤について少し調べた。
ごみと化した精力剤の瓶と、普通の精力剤の成分を見分ける。
少し違う成分が入っていたため、その成分について調べると。
「...媚薬...っておい...」
俺はボソッと口にする。
おい精力剤よ。貴様媚薬なら最初からラベルに書いておけ。
まぁそれだと売れないからそう書いてないんだろうな。
俺が一人考えていると。
「...暑い...」
そういってさとりは第一ボタンから服のボタンを外し始め...

...

...ちょっとまて、あいつは今何を始めた?

「ちょっと待ったぁ!」
「え?あ...ごめんなさい」
俺の決死の叫び。そのおかげか俺はさとりの正気を戻すことに成功する。
そもそもそういうことはしてほしくないのだ。
俺はそっち系になんざ興味ない。
服のボタンを直すさとりに対して俺は言い放つ
「お前が良くても俺が良くないんだよ!男なんだよ!」
「御免なさいって...いつも一人だったからその感覚で...」
「え?お前ひとりで暑いときはそう言って脱ぐの?」
「ええ...エアコン代の節約にもなるし...」
...まぁ、一人なら許されてもいいだろう。
第一、俺が見ていない。
「...とりあえず、俺もう少しいたほうがいいか?」
「それはやめてほしいかしら...」
「なぜだ?」
「その...今のままだと...」
さとりは赤くなった顔で言う。
「貴方の事...変に意識してしまいそうだから...」
「...わかった」
絶対媚薬のせいだ。
俺はその一言を口にせず、家を出た。
「...媚薬ってこと知らないで私に渡すって...あの人天然なのかしら」
そう、さとりがつぶやいてるとも知らずに______

神風はやと@ゆ茶劇制作中


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そっち系のギリギリを攻めました。はい。許せ。

神風はやと@ゆ茶劇制作中
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凄いギリギリですねぇ、でもこのくらいならまだ大丈夫な、はず、

みむふろ
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きっとだいじょぶだ,このくらいなら!!
でもあれですね,展開が気になる,,,


yua771
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ああ…最高ですね👍

なうなうみるきぃ
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展開が…………………………
ワタシハケンゼンダカラナニモワカラナイヨ。ビヤクッテナンダイ


ねこ
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これくらいなら俺も行ける、、

夢雨 @ てんせい 済
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許す()
さとりんかわいい


月瀬零
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