雑談と小説連載ほんのり始めました🌸

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最高ランク : 12 , 更新： 2018/11/20 4:28:44

こんばんは、本日も元気に更新してまいります☺️✨

落描きはｱﾝﾁｳｲﾙｽからまふ君です、キャラデザ最高ですね、、、、

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とはいえ話すネタが見つからない、、

皆さん「囚人と紙飛行機」シリーズはお好きですか？

私は小説と言えばこの作品シリーズが1番と言っても過言ではないほど好きなのですが、、

あのこってりねっとりまとわりついてくる様なあの言い回し、ストーリーの進み、伏線、、全てが私のツボに刺さって、、

ページ数も多くえげつない文字数、読み応えも抜群、曲から入ってもマンガから入っても絶対に楽しめるような作品です☺️💕

私の書く文章もそこに引きずられている所あると思います、🤭💦
ぜひ興味のある方は、と思います。

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今回は前にも言った通り少しづつ昔書いた小説を載せていきたいなぁ、と思います！

刀剣乱舞から大和守安定のお話。
安定と沖田くんのお話です。

すこ〜し長いのでのんびり楽しんでいただけると幸いです🙏☺️✨

時代背景など知らない方も多いのでそこら辺も少しだけ掘り下げて書いてあります。そこを知っているだけで楽しみ方がかなり変わってくると思ったためです、ご了承ください😣💦

私個人の解釈で書かれた時代小説(仮)なので丸呑みしないようにお願い致します☺️🌸

ただ、私なりにしっかり時代考証をし、彼らの素晴らしさを伝えられるよう精一杯書いたものになるので、批判等は受け付けておりません。

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ここまで読んで下さりありがとうございました、小説は最後の挨拶をしてから以下に続けていきます、ぜひ読んでくだされば、と思います🍡💕
感想など意見、お待ちしております💕

また次、お会いしましょう(✿︎´ ꒳ ` )♡︎

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「風死す」

雨続きだった天気が今日は嘘のようにカラッと晴れた。
どうやら記録的な猛暑日らしい。
蝉は我こそはと騒ぎ立て、一層その場の暑さを盛り上げている。

ただ、植木屋の敷地内にあるこの離れは多少の涼しげが感じられた。
小屋の横には大きな木があり、濡縁の一部を木漏れ日で濡らしている。

濡縁から覗く部屋に一人の若い男がいた。
男は死病を患い、大事な人達の元を離れ、独り療養していた。
この男の名は、昔壬生狼と恐れられた松平肥後守御預かり、その名も知れた新撰組一番隊隊長の沖田総司である。
沖田総司といえば、隊随一の剣の使い手。誰よりも人を斬り、その名を轟かせた猛者だ。

そんな彼が死病に罹り、剣も握れないとなると、彼に斬られた者達の仲間が敵討ちにくるのは容易に想像できた(実際に伏見にいた頃、彼が療養していた家を襲った者がいるという。ただ彼は隊を追って、伏見を出立した後であったために無事であったが)。
そこで、彼は隊を離れ身元を隠し、ここ江戸千駄ヶ谷の植木屋に預けられていたのである。

今日も看護の婆さんが具合を見に来た。彼はここに来た当時はニコニコ笑って濡縁に座って外を眺めていたのだが、最近は寝ていることが多かった。
目を開けても誰かに話しかけるようにうわ言を繰り返し、また眠ってしまう。

そのため婆さんの仕事といえば、床の間にある瓶の花を取り替え、彼の身体を拭くことくらいだった。
「沖田先生、」
声をかけても返事がないことを確認すると、そっと部屋を出ていった。