あれから４年。

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東北地方太平洋沖地震。

東日本大震災と称されるあの大地震から、もう４年の月日が経ちました。

震度６弱、マグニチュード９.０と観測され、

ゆれでは家事や施設の崩壊、直後の津波は元あったはずの景色をすべて飲み込みました。

私はあの時、岩手県にいました。

といっても、内陸部です。

それでもやはり、１日や１日半の停電、停水……

学校のグラウンドにはヒビが入っていました。

親が迎えに来て、徒歩で家まで帰りました。

帰りの道は、至るところにヒビ割れがあり、水道管が壊れて水が吹き出しているところもありました。

私は疎いというか、危機感がなかったので、泣いている友達を慰める側でした。

その友達の不安感とか、どこに行っても感じる余震とか、今でも覚えています。

こんな風に語っているけれど、私の地域に津波はなく、比較的命の保証がされていました。

故に危機感が無かったのかもしれません。

電気が復興して始めに観たのが、津波が起きた陸前高田、大船渡のテレビ。

その時はさすがに絶句しました。

波の間からところどころ炎が出ていて、月並みな表現だけど世界の終わり……

そんな風に考えられて、それを今でも覚えている。

客観視している証拠だと思います。

今、私は秋田に引っ越して、今日を過ごしていました。

去年も思ったのですが、同じ東北でも価値観がまるで違うのです。

秋田は地盤も硬く、あまりゆれを感じないらしいのです。

その価値観の違いに、違和感がたくさんあります。

九州とかに住んでいる人もあまり地震の被害が無かったのではないでしょうか。

長々と綴りましたが、私がいいたいことは、

次、いつ、どこで、大震災が発生するか分かりません。

そのためには、この大震災を忘れず、内陸なら土砂崩れ、沿岸なら津波。

そして、何かあったとき、偽善でも構わないので復興に協力しましょう。

３月１１日