天使が堕ちるまで １９

小説 天使が堕ちるまで
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どういうことかって？ はは、覚えてねぇのかよ。
お前、だいぶ前に言ってたよなぁ？


『なぜ、悪魔は行ってはいけないのに、天使の住みかを知っていたのか。』


ってな。


思い出した？ 思い出したか？

そうだよ、『悪魔は天使の住みかに行ってはいけない』んだよ。

「でも、でも、君だってもともと天使じゃない！」

······はぁ、本当に何も知らねぇなぁ。

良いか？ 『悪魔』ってのはな？ 『天使が堕落した存在』と言われたりするんだよ。いや、もちろん元から悪魔の奴もいるよ。

俺は、ご察しの通り堕天使だ。

堕落した天使だし、自称悪魔でもあるから、もう俺は天使の住みかへ行ってはいけなかったんだよ。


これで、答え合わせも俺の人生も終わり。

「笑えない、冗談だね。君、ブラックジョーク好きだったっけ」

冗談じゃねぇよ。

ま、感動の再開も済んだし、姉さんとはサヨナラだ。姉さん、笑えよ。湿っぽいサヨナラは嫌だよ。




































































俺の分まで生きろ。

そいじゃ。

くろねこらいふ

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ﾊﾟ ﾝ ﾅ ｺ ｯ ﾀ ＼(^o^)／

くろねこらいふ
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