ある方の病気

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これは、ある男の子のお話です。

男の子は周りからの信頼が大きく、
笑顔が素敵な子でした。
人前では決して泣かない人だったそうです。
その子にはとっても大切にしていた彼女がいました。

それは放課後の突然の事でした。
男の子が突然彼女に泣きながら、「いままでありがとね」と言いました。

その次の日から男の子は学校にこなくなってしまいました。
理由は重い病気。
彼は一生懸命病魔と戦いました。しかし亡くなってしまいました。
家族によると、最後の一言が「もっと一緒にいたかった」だったそうです。
それから何日か後に手紙が出てきました。
彼女あてに『いままでありがとね。あっちに行ってもずっと見守ってるよ。大好き』って

彼女への精一杯の言葉でした。