運動会のリレーって人生で1回くらいしか参加したことないわ←【春夏秋冬戦争】

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ヒカリです(｀･ω･´)ゞ

深夜投稿やね(真顔)

今回は「春夏秋冬戦争__運動会」の小説をあげに来ましたー

途中おかしい部分とかありましたら教えていただけると有難いですm(__)m

あとみく様宛ですが、この小説は秋寮の雛梨メインなので秋寮の方にカウントして頂けると幸いです💦

それではどうぞ!

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【リレー】

「...もう帰りたい」
グラウンドの片隅で私はそう呟いた。
「何言ってんだよ姉さん、リレー参加するんじゃないの」
言った事に対して隣にいる弟がため息交じりで言う。
「自分の意志じゃないもん、やれって言われたから渋々やる事になっただけだし、しかもアンカーとか...」
「小学生かよ...」
弟のその一言にムッとした。
「...厨二のくせに」
小さな声で反論すると弟は黒い笑みで、
「厨二とはどういう意味で言ったんだ？ええ？」
と殺気を出しながらいったので「年齢的な意味で言いましたハイ」と言っておいた。
性格的な意味で言っていたらどうなっていたのだろうか。恐怖でしかない。

「って姉さん次リレーじゃん、はよ行けよ」
色々考えていたらもうリレーの時間が近づいていき、弟に注意された。
「えっもうそんな時間!?んじゃ行ってくる!」
「逝ってらっしゃい」

弟が言った行くという意味が心なしか違う気がするが気にしないでおこう。
私は弟の声を聞いた後、駆け足でリレー参加者の列に向かった。

*

リレー参加者の列の場所に行くとそこにはもう既に参加者が並んでいた。
自分のチーム、秋寮のリレー参加者の列に並ぶと前の子に、
「お互い頑張ろうね!」
と優しい笑みを浮かべながら言ってくれた。
その笑みに浄化されそうにながらも「うん」と返すとその子は微笑み再び前を向いた。

「プログラム3番、寮別対抗リレー」
アナウンスの声が流れた後、私達リレー参加者は4列に並んで歩き出す。
長い列が一定の場所まで来た後、第1走者はスタートラインの前まで移動した。
流石このイベントの一番の見どころ、今までで騒いでいた観客も一斉に静かになった。

スターターが「位置について、よーい」と言う。

パァァン

ピストル独特の、乾いた銃声。

第1走者が走り出した。今の所秋寮は3位、微妙な所だ。
第2走者、第3走者、第4走者でも順位は変わらず。
しかし、第4走者から第5走者の間のバトンパスでハプニングが起きた。

ドサッ

第4走者の子が転んだのだ。
転んだ拍子でバトンが転がる。

このハプニングで私たちのチームは最下位になってしまった。が、

地面に転がったバトンを第5走者の子、というより、私の前のに並んでいた子が拾うと彼女はすごいスピードで走り出した。
彼女が半分くらい走った所で2人抜き、1位のチームとの差が50メートル程縮まった所で彼女は私にあの時のように微笑みバトンパスした。

彼女や、他のチームの子の分の思いを背負いながら、喚声も聞こえないくらい目の前のゴールテープに集中し走る。
それほど楽しいものは無かった。

そして、

パァン、パァン

1位のチームと並び、ほぼ同着でゴールした。
集中した分疲れがどっと出て、思わずその場に座り込んでしまう。
「ただ今判定を行っています。...1位は」
心臓があり得ないくらいバクバクする。

「1位は、秋寮です」

そのアナウンスの声が聞こえた瞬間、目の前が真っ白になった。
それ程信じられなかったのだ。
色々な所から聞こえる黄色い喚声、嬉し泣きしているチームの子達。
その状況を見て我に返った時、ふと自然と涙が出た。

「...夢みたい、最初3位だったのに、奇跡ってあるんだね」
と呟くと涙を拭き、チームの子達の所に
「よっしゃああああああ!!!!!!!!」
と叫びながら向かった。

<END>

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すみません、私の文章力ではこれくらいが限界でした...。

リレーもどんな感じか分からないのでほぼ適当です(白目)

リレーって難しい()

という事で今回はここまで!

ばいちゃー!!