黒が成す者−クロノワール考察小説(Prologue)

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最高ランク : 2 , 更新： 2022/10/17 8:39:02

第一章叶編プロローグ-死んでしまったのだろうか‐

僕は時々不思議な減少に襲われる、

デジャブ？と言う物だろうか…

僕の大切な人が語りかけて来るような、
でも僕はその語り掛けに答えられない

僕は死んでしまったのだろうか？

そう考えていると、携帯にDiscordの着信があった

葛葉からだ、

「どれどれー」

見てみると其処には

(葛葉: 今日の配信宜しく)

と何時ものような他愛もない会話が書かれていた

最近僕は葛葉が奇妙に感じる事がある。

突然変なことを言い出したり

〜好きだったよなー等聞き覚えの無い事を話してくる。

それはまるで僕では無い誰かと話しているようだった

携帯を置こうとしたとき

(ピンポンー)

インターホンが鳴った

「はいー」

僕が出ていくと配達員が花束を運んできた

アネモネの花束だ

差出人は誰とは書いていなかったので聞こうとすると

配達員は去っていった

ーその時ロトはベットの上には居なかったー

アネモネの花に触ろうとすると

急に偏頭痛に見舞われる

僕は余りの痛さに携帯を落としてしまった

意識が途絶えていく…

続く