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後期＆必修科目落単ありませんでした。無事3年生に進級です。消えたい。こんにちは。

最近調べてなかったせいで今更知ったんですけど
私G・W(以下ワーグナー)っていうナチスの下士官が好きなんですよね。
彼あんまり情報がなくて、収容所でやった悪行と逃亡後の話だけそれなりに詳しく残ってるくらいで、若い頃の写真もちょっと入ってるのも数えて5枚あるかないかくらいでした。それもあんま画質良くないっていう

それで昨日なんとなくワーグナーのフルネームでググってみたら、目が覚めるような高画質のイケメンの写真が出てきたんですよ。顔立ちからしてワーグナー本人に違いないです。お前本当に顔がいいな
今までインターネットにこんな画像なかったのでビックリしちゃって、ソースは何だ?と思って開いたら、2023年1月終わりに彼の死の謎※1を追うドキュメンタリー番組みたいなのがドイツで製作・公開されていたんですよ。それで集められた写真だったようです。
実際の番組映像もネットで見られたので見てみたんですけど、あるとは知っていたが視聴方法がなかった1978年のBBCのインタビュー映像や、妻子と思われる人と共に(若さ的にSS時代?の)ワーグナーが写ってる写真とかもあって、頭がおかしくなりました。ニーマンアルバムにある写真はもう全部知ってたけどね！！！
あとワーグナーが収容所看守時代にかわいがって(相撲部屋的な意味で)いた金細工師のユダヤ人の人※2も主役で、私はその人も好きなので、その人の本当に小さい頃の写真とかも出てきて、狂いました。ヤバかったです。
夢？って思いました。まさか2023年にもなって推しのことがそういう大きなメディアに取り上げられるとは1ミリも考えてなかったので。

※1
ワーグナーは安楽死施設→絶滅収容所勤務な上に後者では特に悪名高い看守だったので、戦後は戦犯扱いされました。彼は裁判から逃げるためにブラジルまで逃亡して、30年後くらいに逮捕されましたが、ブラジルの司法が彼を守ったので結局お咎めなしで釈放されました。でもその1年後くらいに自宅でナイフで滅多刺しにされた死体で発見されるという謎の死を遂げています。警察は自殺という結論を出しましたが他殺という説もありました。
※2
ワーグナーの勤務先の収容所に当時14歳にして移送されながらも手に職があったために2年くらい生き延びたり武装蜂起して看守を撃ったりしてるスゲー奴彼は戦後(全くの偶然で)ワーグナーと同じブラジルへ移住しており、ワーグナーが逮捕された際は証人として出てきています。彼はワーグナーのことをナチの中でも激烈に恨んでいて復讐を仄めかす発言も普通にしているので、番組はもしかしたら彼が殺したのではないかという疑いを前提に進行していました。

音声はもちろん全部ドイツ語だったので内容は全然分かりませんでしたが……
有難いことに公開後にワーグナーのドイツ語版Wikipedia記事がすぐに加筆されていたみたいで、そこに番組の出した結論が要約されて書かれていました。
前のアカウントでWikipediaを鵜呑みにするなって散々ボロクソに言ってたけどそれは日本語版の話で英語版とか(ナチスのことに関しては)ドイツ語版とかはわりといい感じだから!!許して!!
で、それを私が番組の情報とかもまじえて更に要約したのがこんな感じです↓
死の直前のワーグナーに関する証言によれば、彼は自分がモサド(イスラエルの諜報機関)に追われている被害妄想に怯えていたり、幻聴を聞いたりしていた。生きている彼を最後に目撃した彼の妻曰く、その時彼は「ナイフで武装したユダヤ人」と戦おうとしていたのだという。
ARDのテレビドキュメンタリーは取材の結果、ワーグナーは復讐によって殺されたのではなく、彼自身の中にある復讐への恐怖によって死に追いやられたのだという結論を出した。

だそうです。つまりは混乱状態でわけもわからず自分を攻撃した結果死みたいな感じっぽいですね。こればっかは本当に因果応報だからなんとも言えんね
第1部だけは字幕付きの映像がつべにあったので翻訳してぇですね
今回はこの辺で終わりです。閲覧ありがとうございました。

詳しくはこの辺のサイトを読めください
https://www.ndr.de/geschichte/koepfe/Shlomo-Szmajzner-und-Gustav-Wagner-Der-Goldschmied-und-sein-Peiniger,shlomo102.html
https://de.wikipedia.org/wiki/Gustav_Wagner_(SS-Mitglied)