【Natures】第4話「これを持って行くといい」

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前回のあらすじ↓

20年前起きた事件により、幻と化した「Nature」。
しかし自世界の自然を犠牲に科学力を上げた政府は、
再び戦争を起こしたーーーーー

ーーーーそんなある日に主人公ー結芽ーは
「「人間」でありながら「精霊」達を守りたい」
という、(現代では)あまりにも異端な思いで、
「Nature」に乗り込む。しかしそこは「冬の世界」で…？！

「冬の世界」に単身半袖で乗り込んでしまった結芽。
そこに家の明かりを見つけ入れば中の家の主に迎え入れられるが、

人間だとバレしまうが…？！

「私が力を貸してあげよう」

「はっ？！」

人間だとバレ、殺されると思った…のに…

恨んでいるはずの「精霊」が「人間」に力を貸すなんて前代未聞だって！！

「あはは！すんごく動揺してるねえ！」

「…ｱﾀﾘﾏｴﾃﾞｼｮｳｶﾞ…」

多分こんなの他の「精霊」に聞かれたら殺されるぞ私もこの人も…

「はいはい動揺しない。」

「いや…」

「大丈夫。私は信じている」

「信じているって…何を？」

「キミのその「思念」」

何を言っているんだろうこの人は。まったくもって意味が分からない。

「キミの中には、「私達「精霊を」助けたい」
という思念が強くある。だからこそ私は力を貸したいという事さ。」

「「思念」…」

確かにそうだ。
まだ旅に出て一日と経ってはいないが、

そういう「思念」をもって、今私はここにいる。

けれど…

「確かにそうです。
けれど、私はただの「人間」。
勝機なんてありません。」

だからせめて、負傷した「精霊」達を助けたいんだ…！

「大丈夫。勝機はあるさ。」

「…？」

本当に何を言っているんだろうこの人は。

まったく意味が理解できない。

「ちょっと待ってて。」

そう言うとその人は寝室へと消えていった。

戻って来た時には、光る蒼い宝石。

「これ…」

「お守り」

そう言ってその人はその宝石を私に渡した。

凄く綺麗だ。
火鉢の火の光を浴びて光輝くその宝石は、まるで…

「海みたい」

まだ「自然」が残っていたころのあの…

「気に行ってくれたようだね」

「でも…」

「いいよ。元から私には「もう要らない」ものなのだから。」

「要らない」…見飽きた、って事かな…？

未だ戦争は続いているといえ、未だ自然は残っている。

だから「見飽」きていたって何らおかしな事はない。

「それを持って行くといい」

「はあ…」

「あと泊っていくといい」

「はa…はあ？！」

泊っていくって…

「あ、勿論一日だけだけどね(笑)」

「あ、はい…」

「それに、その格好じゃあどのみち行き倒れだろうし」

「ｳｯ」

図星だ…完全に図星だ…

「着替え…あと、明日の弁当ぐらいはあげるよ」

「あ、ありがとうございます…(？)」

結論

本当にこの人「前代未聞」すぎる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第4話。どうでしょうか？

さて、ここでお知らせ。

まもなく結芽ちゃんとこの女の人の容姿が決定いたします。

下手なイラストでお見せしま…(画力の無さ)

あとpixivでも連載開始しようと思うのですが…

あと(二回目)

私の相フォの小柳加(まあ蜜鬼。さん)が
「鷹紅邪(ﾀｶｸﾚﾅ)」と言う組織を作ったので

参加してみます。

応募条件↓

是非応募してくださいね。
https://ulog.u.nosv.org/item/imou/1603401721

あと、Twitter始めたので絡んでおくれ←

ではっ！

しょぅゆ。

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あれ……？さっき反映されてなかったけど…？
っていうか色変わってない……？いやなんかごめん

珊月テイル
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元からずっとこの色だよ‥？

しょぅゆ。
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ありゃりゃ……………？なぜだぁ…………
嘘だと言ってよバーニィ←は？

珊月テイル
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嘘じゃないよ…

しょぅゆ。
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はい、すみませんでした
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珊月テイル
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