【フォロワー50人突破企画】続きだべ！オイラとヤンノカってんだ！！(は？)(某フォンタジーゲーム(？？))

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注意！(ﾃﾚﾚﾃﾚﾚﾃﾚｰ↑)

･今回のは、【フォロワー50人突破企画】の続きです！
･前回の続きではありませんが、
一応やるモノとしては同じなので、
続きと致します。(本文読めば多分わかる？？？)

･語り部は前回と違うヨ！←読み進めるのに重要！
･「アイツ」という表現が出て来ますが、
たまに違う人物を指すときがあるので、
アイツと「アイツ」。(「」有る無し)で
分けておきます。←これも重要！

以上！↓

“死にたい”

そう、聞くのは、今回が初めてではなかった。
アイツは、出会った頃からそう言うヤツだ。
アイツは明るくて元気出おっちょこちょいだ。
でもその分色々溜め込んでて、たまにこうやってポロッと出る。

「アイツ」が居なくなってから……死んでからは、
よりいっそう、だ。川に流れる水の様に、
あっけなく、ポロリ、ポロリと零れ落ちてゆく。いわゆる「鬱モード」ってやつだと、
誰かが教えてくれた気がする。
ま、ちっとも誰だったかなんて
覚えてやしないがな。面倒臭いし。

それを僕は、そうやって面倒臭いながらも、
何度も何度も慰め続けた。
別にそれはアイツと僕が
「親友」だからって
訳じゃぁない。

確かに、面倒臭いのは本心だ。
でも何故か慰めたくなる。
まるで母親を求める赤子のように、だ。
これはあくまで例えで、そういう訳でもない。
どっちかって言うと、そういう性分なのだ。
僕は基本面倒臭いのは嫌いなタチだが、
困っているヤツが居ると
どうしてもほっとけない。
まったく、なんて矛盾した
性格なんだか、自分。

先程も言った通り、「アイツ」が
死んでからはよりいっそうそういうのが
悪くなった。

「アイツ」はある夏の日に、
病気で静かに死んじまった。…静かに、な。
当時僕達の世界では、病気が大流行していた。
血を吐くと書いて「血吐」……「チド」だ。
その名の通りに血を吐く病気だ。

「アイツ」はアイツ同様、明るく元気で、
ノリが良くて、下戸で、コーヒーを好んで。
そして、僕達をからかうのが
とても好きだった。……勿論良い意味でな。
でも僕個人的には、「アイツ」は
馬鹿だったと思う。別にそのとおりに馬鹿に
している訳では無い。ただ、
「アイツ」はただ1度、
「あの例の病気を治せる方法がある」って
言われ、生き長らえるチャンスを得たって
言うのに、断りやがったんだ。
無論、ソイツが信用ならないならば
断ったって納得はいく。
だが、ソイツは100％治してくれるっつーのに。
何が、

『ええわ。あんさんの気持ちはとても
有難いけど、快く断らせて貰うわ。
別にウチは生きながらえたいとは思うておりますで？
ただこれが寿命だというんなら、敢えて
それを延ばそうとは考えまへんわ。
自然に、事前に神はんが決おった寿命で
ええんや。あいにくウチにはその方が
似おうとると思うとるから。』

だ。誰よりも生き急いでいたクセに。
と、僕は思う。まったく、何急いでいたんだか。

「アイツ」が死んだ日は、
嫌という程良く覚えている。
肌が燃えるかと思う程に灼熱の、
あの暑い季節の真夏の日だ。
僕もアイツも汗をダラダラかいているっつーのに、
1人涼しい部屋で寝やがったんだ。
せめて僕達にぐらい最期を見届けさせろよな、
と2人で文句を言ったが、

『いやー、スマンスマン！堪忍な、あんさんら！
でも、見届けさせたら見届けさせたで、
どの道五月蝿いやろ？あんさんら。
だから、逃げたもん勝ちや！おおきに！』

と、きっとそう言ってそうだな。
アイツは関西人らしい。だからきっと、
言葉の最後に、関西人特有の「ケッケッケ」と
高い声で笑っていそうだ。

それから後を追うように、1ヶ月後、
アイツもまた「アイツ」と同じ、
「例の病気」にかかった。しかし今回のは
不味かった。何って、「アイツ」よりも
症状が重かったから。いわゆる
「重度の病気」だ。

「アイツ」がいなくなってから、
気を落としていたアイツは、ますます
気を落としていった。そして、
また「例の病気を治せる方法」が
届いたが、アイツもまた「アイツ」と
同意見で断った。
……そして、1番上に戻る。

『死にたい』
『……またそれかよ。もう
「死ぬ死ぬ詐欺」は聞き飽きたぜ？
これ以上聞いたら、僕の耳が腐るっつーの。』
『何だよ。俺は別に本気なんだよ。』
『へいへい』
『俺は本気なんだ！今だって思う……！
「アイツ」より、俺が死ぬべきだったんだ！
病気にかかるのは、俺一人で充分だったんだよ……！』
『そうかよ。』
『なぁ、真面目に聞いてんの？！
なんで聞いてくれないんだよ！
何で何時も俺ばっかり！』
『……(ﾊｧ､)あのなぁ』
『何だよ？！お前は何時もそうやって！
なんなら俺のこと見捨てて！いっその事……』
『？！お、お二人とも、何されているんですか？！』

はい！今回は回想が長いので、
次回と今回で前編後編に分けます！

最後の台詞は一体誰なんでしょうか……？

ヒントを言うと、前回の回想と
繋がっているかもしれません。(The･他人事(()))

まぁ何時かまみえる「Natures」の
全てを見た時、きっと理解出来る！

今はちょっと小説はお休みしているけれど、
楽しみにしててね！(原因:時間())

ではっ！