結構神秘的でファンタスティックな文字にがあるんすけど。

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最高ランク : 19 , 更新： 2022/08/19 9:02:29

ファンタジーには(ちょいとだけ)欠かせない文字！
どうも、しょぅゆ。です！

「絵師に質問」やりたかったけど何度やっても
画像が保存出来ない不具合に見舞われたので
閑話としてルーン文字の話を入れておきます(笑)

皆は見たことないかな、ルーン文字。
漫画とか色んな所でたまーにあるんだけども。

そもそもルーン文字は1、2世紀頃にギリシャ文字とかローマ字とか、
他の文字を参考にしてまず北イタリアで作られた…らしい。
(「とされている」だけで発祥地は分かってない？のかな)

昔の人は木に刻んで書いてたんだけど、木目に紛れちゃうからね。
ルーン文字はそれを防ぐために縦線と斜線によって
構成される字体となってまする。

原カナン文字って言うのがあるんだけど、そこから派生した言語
"ヘブライ文字"のように、ルーン文字は字体や発音だけでなく
それぞれの文字自体に意味があるん。

例えばSの字をカクカクにしたようなソウェイル"ᛋ"には
「太陽」という意味が。

エジプト文字とかみたいに神秘的なイメージが
結構強いルーン文字なんだけど、実は
日本語のひらがなやカタカナのように日常で用いられる言語。

ラテン文字アルファベットが使われるようになると
古いルーン文字に神秘性がより見出されるようになるわけで。

そうして呪術用の文字として用いられるのが盛んになっていくわけです。安心と信頼(多分)のpi○iv百科事典によると現在でも占いに用いる人が
居るらしく、そのための関連書物も出ているそう。

…で、冒頭で言った"ファンタジー"だと実在のルーン文字じゃなくて
作品世界における神秘性や魔力を持った文字の名称としても
使われてたりするらしい。

ちなみにルーン文字のみを日常の文字として使う習慣は
大体18世紀まで北欧地方に残っていたそう。

ルーン文字は完全に廃れた…わけでもなく、
今はアイスランドの公用語であるアイスランド語では
第三ルーンっていうルーン文字にあるソーン"ᚦ"が
ラテン文字に取り込まれる形で現在でも用いられている…ｳﾝ。

あと有名なモノとしてはやっぱりナ○スかな？
ナ○スが親衛隊のシンボルにルーン文字を多用していたから、
ナ○ズムやネオナ○ズムの象徴として使われているものもある。
あの卍みたいな文字ね(笑)

アレたまにどうやって書くかわからなくなるときない？

一応似たようなモノが日本にもあって。
「神代文字」って言うんすけども。

これは漢字が中国から来る前に日本で使用されたと紹介された
多様な文字、文字様のものの総称なん。
実は江戸時代からその真贋について議論の対象になってて、
現代の研究水準において存在の確証が得られているものはないそう。

夏によく放送している都市伝説番組でも一回名前があがったの
見たことあるんだけど、結構古い神社…熊本神社だったかな？
そこの屋根のマークに神代文字らしきモノが刻まれてるらしい。

神代文字は神話や古史古伝に深く結びつき神代に
使用された文字であると言われている神秘的なモノと、
後代になって神代文字の一種とみなされるように
なったモノの二種類。

今言ったような熊本神社とか、
主に神社の御神体や石碑とか神事とかに使われてたり、
他にも一部の神社じゃ符、札、お守りなどに使用するほか
神社に奉納される事もあったんだと。後は機密文書とか武術の伝書とか。

忍者などの一部の集団で秘密の漏洩を防ぐために暗号として
使用されたらしい。しゅごい。
偽造防止にも役立つそうで、江戸時代の藩札の中には
意図的に神代文字を使用したものもあるん。

まぁ興味があるお方は調べてもろて。
ちなみにルーン文字に変換してくれるサイトとかあるからね？

「ᚱᚢᚾᛖᛋ」

ってカンジ。(「ルーン文字」って書いてあります)
これも是非是非～。

ではっ！