夕方の電車

電車 にゃこの記録張
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この前、用事で電車を13駅乗り継いだ訳でしてね、その時小説のネタ探しなんかにいそしんでたんですが、それらをさくっとまとめてみました↓

おそらく入社したての会社員達。はじめはたくさんいて、わいわい話していたけど、段々と人数は減っていく。最後はとうとう一人になった。
そんな彼は、一人になった途端、スマホを弄りだしていた。

私の目の前に座っている女性。無表情でいる時はちょっと怖かったけど、友人が乗り込んできた時にぱあっと顔が明るくなり、かわいい笑みを浮かべた。

セーラー服を着た少女達。一人は冬服、もう一人は夏服を着ていた。一回で両方見れて、なんだか得をした気分になる。
昔、私が中学生だった頃のセーラーを思い出し、懐かしくなった。

窓の向こうに広がる暗闇。そしてそれを切り裂く人口的な光。さっきまでは太陽の赤い日差しを受けていた黒雲も、気付けば自らの暗闇を取り戻していた。

それらを見ていた、ヘッドフォンを頭に乗せた少女は思った。あの人は、どんな職業なんだろう。この人は、今何を考えているんだろう。その人は、どこへ行くんだろう。

けれど、その答えは出る筈もなく。

これからも私は、人込みに紛れて、心の内も知れないような人達に交じって。
きっと、そんな中で今日も暮らしていくのだろうと、少女は一人考えた。

にゃこ


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