僕の気ままな短編小説
書いてみたかったw なんとなくだからねー? あと、深い意味はない、、と思うwwww最高ランク : 7 , 更新: 2015/03/27 19:57:12
_______『ねぇ、教えてよ…』
目が覚めた。
遠い夢を見てた気がする。
むくりと体を起こし、壁に掛けてある時計に目を向けた。
「…5時…半?」
それは、普段起きる時間より1時間以上も早かった。
「はぁ、なんでこんな時間に目が覚めたんだよ。」
ため息という以外になんともいえないような息を一つ吐く。
「…とりあえず、着替えて、散歩にでも行くか。」
ちょうどパンも切れていたはずだ。
ベッドから体を出す。
「うぉ、、、さむ。」
3月下旬といっても、まだ早朝。
足をついたフローリングはひんやりと冷たかった。
ガチャリ
親を起こさないよう、静かにドアを閉めた。
現在、5:50。
日が出て、しばらくだったくらいだろうか。
肌に触れる風は少し冷たかった。
2.3分歩いた先にあるコンビニへと向かう。
中に入ると、適当に商品を眺めていた。
「…橘君?」
後ろからソプラノボイスが聞こえる。
「……っす。」
振り向いた瞬間、心臓がピクリと動いた。
同じクラスの…青木 沙奈だ。
「こんな時間にどうしたの?橘君、部活あったっけ?」
「いや、ないけど早く目が覚めたから。散歩のついでに。
…青木こそ、なんで?」
「私も…そんな感じかな。」
「そっか…」
暫しの沈黙。
「散歩…付いてっていいかな?」
「えっ、う、うん。」
驚きのせいで、カタコトみたいになった。
「ありがとう。」
ニコリと笑う青木。
固まる俺。
「とっ、とりあえず、パン買ってくる!」
その状況から逃げるようにレジに向かった。
…なんか空回り?
「ねぇ、橘君ってさ。」
「ん?!」
急に話しかけられて、驚いた。
青木はクスリと笑ったかと思うと真顔になって…
涙を零した。
「…え?」
「ッ…ごっ…ごめん…」
そう言いつつも、青木の涙は止まらない。
「…相談…のるぞ?」
冷たいベンチと風とは反対に、体は熱かった。
緊張からくるものなのか、なんなのかはわからなかった。
「…っ…い…に…?」
「え?」
か細い声で聞き取れない。
「愛って…何?…ヒック…居場所って…何…?」
しゃっくりと嗚咽の混じった声を発した。
「私は…どうしたら…愛されるかなぁ…ッ?
わかんなッ…い」
青木は、言葉を続けるのを苦しそうにした。
そっと背中を撫でた。
震える手に、ばくばくと音を立てる心臓。
…何も言い返してあげられなかった。
「ねぇ、教えてよ…」
その言葉は、聞いたことがある気がした。
そして同時に…答えてあげないといけない気もした。
「愛とか、居場所とか…俺もよくわかんねえけどさ、愛してくれる人とかさ、青木を必要としてる人はいると思う…よ」
…掠れた声。
「実質…ここにいるから。」
君の目を見て、そう言った。
眩しい日差しに冷たい風。
朝の冷えた空気と鳥の声。
寒く、冷えた朝だけど…
_______繋いだその手だけは温かかった。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'end...'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
※フィクションだお(`・ω・´) ←
出てくる人も存在しないお(`・ω・´) ←←
p.s 7位thanks!!
確かにww
あ、フィクションよ?w
文月@八重f☆無気力団☆トワル線画
2015/03/27 6:30:23 違反報告 リンク
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