もうすぐ、そっちにいくから。

オリジナル小説 一次創作
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このブログは小説です。
完全オリジナル…一次創作に当たるものです。
良ければ最後まで主の妄想に付き合っていただけるとありがたいです。

それではどうぞ

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〜本編〜






君はなんでそんなとこにいるの?
ここは、学校の屋上。
忘れ物をしたと学校に取りに帰って、屋上のドアが空いていることに気づき開けたらこの様。

フェンスの向こうにいるのは私の親友。
私に気づいたみたいで、私に向かって笑顔で答えてくれた。
「な、んで、、、フェンスの外側に、、っ?」
私が質問をしたら、少し間が空いて答えが帰ってきた。
「…もう、やに、、、なっちゃったの、いきるの、、、っ」
あなたは目に涙をためて。
「わ、わたしがっ、、、生きる理由をっ、、見つけるから、、、っ!」
「ごめんねっ、、、もう、むり、なのっ、、、、」
あなたは私の視界からするりと消えていく。
「う、、、そ、、、っ、、い、やっ、、」
私には親友が死んだ衝撃が重かった。
その日は、ずっと朝まで泣いてしまった。
戻ることは、、、ないのに。
「ずっとっ、、、いっしょって、、、っ、いったじゃんっ!」
目から涙が止まらない。
涙が出てくるたびに、後悔も溢れ出て来てしまう。
あのとき、止めれていたら。
あのとき寄り添っていたら。
自分への嫌悪感と、親友への罪悪感、親友が死んだことの衝撃が混ざりなにか、心の奥底にヘドロのようなものが張り付く感覚がした。
この感覚は初めてとは言えない。
「あ、っう”あ”っ、、い”っ」
このとき、激痛が頭に襲った。
痛くて、痛くて、声が出なかった。
_________________________________
_________________________________続く

美花りむりむ〜


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