書く(予定)の無双の小説のプロローグが出来たので……

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最高ランク : 41 , 更新： 2015/01/19 8:41:12

ここに書かせて頂きます！「ここは、こうした方がいいよ～」等のアドバイスはどんどん受け付けております！

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――草木も眠る、静寂なる夜。
明かりの一つもない、真っ暗な道には人と動物と思われる影が映る。

「今夜はここにしようか、影斗」

「ワオン！」

よく見ると人影は、齢18辺りの少女で、
動物らしき影は、その足元をくるくると回る、薄茶色の毛皮を持った犬だった。

少女は布団となる布を敷き、先に影斗と呼ぶ犬を寝かせる。だが、彼女は寝ることなく静かにその場から離れ、少し離れた崖で立ち止まった。

「影斗……何で急にいなくなったのさ……。寂しいよ……」

星が綺麗な夜空を眺めるその瞳は、何処か悲しげで、誰かを思い浮かべているようだった。
ふと、彼女の目から一筋の涙が流れたが、それを慌てて拭った。

「いけないいけない。何で泣いてんだろ、私。さっ、明日も朝早くから出発するから、寝よ寝よっ」

これから彼女に何が起こるかを――彼女自身は知るよしもなかった。

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