涙ってしょっぱいね(小並感)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:2043 hit

最高ランク : 1 , 更新： 2019/06/01 9:05:10

家に帰ってきた父さんに無言で泣きながら抱きついて1分くらい背中とんとんしてもらいました(

父さんずっと「怖い夢見た?」とか「何でそんな悲しくなっちゃったの?」とか聞いてくれたけど何も言わないでただ父さんのTシャツの袖握り締めてました(

情緒不安定怖い()

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
-side 多希-

出会いは11歳､小5のとき

「よろしくね､『まゆちゃん』」

クラスメートの男子に早速名前をいじられて機嫌が悪かったあたしは､クラス替えで初めて同じクラスになった隣の席の男子に嫌味をたっぷり込めて挨拶をした

俗に言う八つ当たりだ

「まゆちゃん」もとい渡来真佑(わたらいまゆ)は案の定眉を吊り上げて此方も嫌味ったらしくこう言った

「よろしく､『たきくん』」

あたしは真佑にべぇっと舌を出し､本を読み始めた

横目で真佑の方を見るとあたしの大好きなシリーズ本の最新刊を読んでいた

思わず「あんたもそのシリーズ本好きなの?」と話し掛けそうになったがさっきのことを思い出して慌てて口をつぐんだ

…でもやはり我慢できずにあたしは給食の時間に真佑に話し掛けた

「ねぇ､その本好きなの?」

朝八つ当たりしたから嫌な顔されるかなと思っていたが､真佑は少し目を丸くして頷いただけだった

それからあたしと真佑は例のシリーズ本だけでなく､他の本や漫画のこともたくさん話した

真佑とは好きな本や漫画の趣味が似ていたようで､お互いにおすすめの本や漫画を貸し借りしたりした

そんなある日､どちらが言い出したのか忘れてしまったが､あたし達の名前の話になった

「真佑って響きは女子なのに漢字は男子だよね」

「それを言うなら多希だって､響きは男子だけど漢字は女子」

「まあそうだけど｡でもやっぱ麻紀とか美咲みたいにすぐに女子って分かる名前が良かったなぁ」

「俺も章太とか和希みたいな名前が良かった」

＿これもどちらが言い出したのか忘れてしまったのだが

「…じゃあさ､名前交換しない?」

「え?」

どちらが言い出しても違和感は無い

そんなわけで､あたしはこの日から「まゆ」になった

それから数年後

あたし達は高校2年生になった

同じ高校に入学したあたし達はまた同じクラスの隣の席になっていた

名前交換は未だに続いている

「ね､ちょ､たきさんたきさん」

隣の席で音楽を聴いている真佑の肩をとんとんと叩く

「何､また宿題やり忘れ?」

真佑はイヤホンを気だるそうに耳から外す

「その通りです(泣)見せてください…(泣)」

いつの間にか背が伸びてがっしりした体つきをしている真佑を下から見上げる

「はぁ…次はねぇからな」

真佑はあたしと目が合った瞬間ついと逸らしてリュックの中からノートを取り出した

「ありがとぉぉぉぉ神様仏様たき様!!」

あたしがたき様と言ったとき､真佑の口が一瞬開いた…様な気がした

しかし､真佑はすぐイヤホンを付け直して良いから早く写せという目線を送ってきたので慌ててノートを受け取り書き写しているうちにそのことは忘れてしまった

というか､必死に書き写していたあたしは真佑の呟きを聞いていなかった

「…どうせ下の名前で呼ぶなら真佑って呼べよ」

To be continued…?
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

いきなり小説投下してごめんね☆

急に思い付いたから☆

続きは需要がなくても書くよ､気力があれば()

みんなは自分の名前って好き?

私はまあ好きだよ(

似合ってるかは別として(((

響きも漢字もおにゃのこだし

あとは友達とか好きな人に自分の名前呼ばれるとどんどん好きになるよね(((

明日早いらしいからこの辺でばいばい(・∀・)ﾉｼ