06 深夜コンビニ3
#気付いたら部屋に幽霊がいました #小説 #クロノス・ダイバー最高ランク : 10 , 更新:
※駄文注意
※前回から約三週間ぶりの執筆
※前回→https://ulog.u.nosv.org/item/yuina0401/1686224254
「…私はね。暴走したトラックに跳ねられちゃったんだ。…病院にも運ばれたみたいだけど、そのまま…ね。それから、私が幽霊になるまでのことは何も覚えてないの。でも、この世に残した未練、それだけは、わかるんだ。」
…なんて、大妖精は目を伏せながら、俺に語りかけた。
事故…か。事故…そうか。成る程な。予期せぬ事故…この世に未練が残る理由も、なんとなくわかる気がする。
「…結局、お前の未練ってなんなんだ?」
「ひーみつー♪」
「…都合のいい奴だな。」
何度こいつに未練を聞こうとしても、決まって秘密秘密ばっかりだ。…こいつの未練を聞き出すのは諦めよう。面倒臭いだけだ。
「…でもいいのか?俺と一緒にいる限り、お前の未練は解消されないんだぞ?」
「いいのいいの。私は、貴方がそばに居てくれるだけでいいから。」
「…それが、いまいちピンと来ないんだよな。」
小さくため息を吐きながら、俺は自分の頭を手で掻いた。
何故、自分の大切な未練を解消しようとしないのか。
何故、自分の未練を頑なに話そうとしないのか。
何故、俺にはそばに居るだけでいいと言ってくるのだろうか。
…何となく、予想はつくが。ぶっ飛びすぎているんだ。
…"俺の存在が大妖精の未練に関係している"なんて、そんな事、あるわけない。
だって、俺はこいつのことを知らないんだ。そう、何も知らないんだ。
なのになんで、俺は大妖精の未練に関係しているんだ?…訳がわからない。
…それとも、大妖精は俺のことを知っている?
いや、でもこいつは俺の名前を呼んだことがない。それに、俺はこいつに俺の名前を教えていない。
だが、それなら名前を聞いてきてもおかしくないはずだ。
何も知らない俺の名前を、こいつは俺に聞いてくるはずなのに…
「…ッ!」
俺は瞬時に頭を抑えた。頭痛がする。頭がズキズキと痛む。耳鳴りが酷い。
なんだ?今までこんなことあったか?いや、そんな事はない。俺は別に頭痛が起こる体質でもない。
であれば、これは…この頭痛は…
「コンビニ、ついたよ?」
…そんな大妖精の声を聞いて、俺は正気に戻った。
…さっきまでの頭痛は無くなっている。俺はあっけにとられてぼーっとしていると…
「行かないの?早く行ってきなよ。私はここで待ってるからさ。」
「…え、あ、あぁ…そうだな。悪い。」
と、俺は明かりのついたコンビニエンスストアへと、歩みを進めた。
え、えー。
神作では??
話が進んでくにつれてどんどん話に引き込まれてくんだけどやっぱクロくん天才だ✨✨
テクノ
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