EXILEカジノの亜嵐観たら思い付いた短編小説

NAOMIKU☆
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今日は亜嵐くんの24歳の誕生日。

今は亜嵐くんの家でパーティーしている。しかも酒も飲んでいるから皆テンションが高い。

「アラン100%しまーす!」

「「「フォーーー!!!」」」

高そうなフライパンをキッチンから取り出していそいそと服を脱ぎ始めた。下着すら脱いだ亜嵐くんの姿に思わず顔が熱くなる。

「ばっ、バカじゃないの!?」

クルッと後ろを向いて顔を隠す。

「え~~??玲於見てぇ?」

「こっち来るな変態!」

涼太君に隠れる様に後ろに回り込む。
ムッとした亜嵐くんがフライパンで隠すこともせず追いかけてくる。

「ぎゃぁあ!隠さんかぁい!!」

「ブッ!!?」

フライパンの持つ部分で腹に突き刺す。

「玲於最強!!wwwwwww」

「まさにバルスやんwwwwwww」

隼と裕太君がゲラゲラ煩い。

「ほらほら砂肝焼いたでぇ!」

「「「いやほぉい!」」」

龍友君の言葉に亜嵐くんまでもが立ち上がりビールの空き缶が転ぶ机に集合した。

「うまぁ!」

「ヤバいな!」

「亜嵐君服着ぃやw」

龍友君が作った塩コショウが効いた砂肝を亜嵐くんを見ないように頬張った。

「よし!プレゼント紹介しよ!!」

涼太君が手をパンッと叩いて合図する。それを聞いて皆鞄から取り出す。
俺だってもちろんプレゼント持ってきたが、

何故だか気が乗らない。

これは素面の時に気持ちを込めて渡したいな。しかも二人の時に、

「ごめん。家に忘れた」

「「「えーっ!」」」

俺の言葉に皆驚いた様子。
特に一番ガッカリした様子の亜嵐くん。

「玲於ぉー!今日忘れていつ渡すつもりなのぉw」

「忘れたものしょうがないじゃん、」

「テンション低いなぁ、覚めたん?」

龍友君の言葉に眉を下げてうん、ちょっとね、と笑って返した。

「んーと俺はぁ、バッグ!」

皆それぞれ思い思いのプレゼントを紹介していた。香水とか帽子とか。

皆センスいいなぁ…。

こう見たら俺のなんてちっぽけに見えてしまった。

「俺もう寝たいんだけど…。」

「あぁ、玲於はベッドね」

もう気分下げちゃ悪いから先に寝ると嘘を付いて離れた。もちろん、プレゼントが入ったバッグを持って。

もう寝慣れた大きなフカフカベッドにダイブする。
電気も付いてない真っ暗な寝室は扉の向こうから聞こえる笑い声とは違う世界の様に思えた。

「はぁ…。」

思わず涙が溢れた。

こんなはずじゃなかった。
もっとロマンチックな誕生日を期待してたのに…。

今更そう思ってももう遅い。
ただ布団に潜ることしかできない。

「亜嵐くんのばかぁ…」

綺麗にデコレーションされたプレゼントを鞄から取り出してグシャリと握り潰してゴミ箱に投げ捨てて無理矢理寝ることにした。いわゆるふて寝ってやつ。



玲於が寝落ちしてから約30分後。酒の酔いもあって眠たくなってパーティーはお開きとなった。
一番期待していた恋人、玲於からプレゼントが貰えなくて酔ってながらも結構本気で落ち込んだ。

俺も玲於と同じベッドで寝る為に寝室に行って電気を付けた。
どうやら玲於は本当に寝てるらしい。寝顔を見てやろうと回り込むと玲於の顔に水滴が付いていることに気付く。

そっと脱ぐってあげると涙の様にも見えた。

どうして…?楽しくなかったのかな。

いや、でも確かに笑ってはいた。でも途中から目を一切合わせてくれなくはなった。

何かしちゃったかな。明日聞いてみよう。

優しく頭を撫でて立ち上がるとゴミ箱に潰れた何かが入っている事に気付く。

寝室のゴミ箱は常に何も入っていない様にしてるんだけど…。

そっと覗いてみると綺麗にデコレーションされた小さな箱だった。

んっ?何これ、

取り出してリボンをほどいて開けてみると種類の違う。尚且つ俺のドストライクのピアスが入っていた。

これ、もしかして玲於の…。でもどうして…?

よくよく見てみると玲於の両耳にこの2つと同じ種類のピアスが付いていた。

どうして捨ててるの、教えてよ、玲於。

今度は少し雑に頭を撫でてみるけどなかなか起きてくれない玲於。

「んっ…」

「あ、玲於。起きた…?」

うっすら開く瞼。
そこから覗く真っ黒な瞳はとても綺麗だ。

「亜嵐くん、どうしたの…?」

「これ、どうして捨てちゃったの?」

単刀直入に玲於の前に差し出す。
そしたら玲於が目を見開いてガバッと起きて俺から取り上げもう一回ゴミ箱に投げ捨てようとする。
それをギリギリのところで阻止。なんとか取ることに成功した。

「玲於、説明して。」

「それは…、」

「うん、」

モゴモゴと口を動かす玲於。目が泳いでいて明らか動揺していた。

「亜嵐くん、要らないかなって思って…。」

「そんなの、俺に一回渡してみないと分かんないじゃん。」

「皆、恋人の俺なんかよりよっぽど亜嵐くんのこと考えてる。こんなの要らないじゃん。ピアスいっぱい持ってるんだから。」

完全に拗ねきっている。イジイジする玲於は少しめんどくさい。ああ言えばこう言う。何を言っても玲於の心には響かない。

「無いよ。ていうかもう俺これしか付けないよ。それ以外は要らないくらいだよ?」

「…嘘つき、」

「嘘じゃないよ。玲於からのプレゼントだしドストライクだしお揃いだし、」

最後の言葉に玲於が耳を塞いだ。

遅いよ。ていうか隠しちゃ駄目。

「えーと待ってて、」

玲於の前でさっきまで付けていた黒いピアスを外して玲於に貰ったピアスを付けた。

「どう?似合う?ねぇ見て、」

「…似合ってるんじゃない?」

耳を赤くしてそっぽ向いた。

そんな照れ隠し可愛過ぎるよ。
ギュッ…と抱き締めた。

「玲於。ありがとう。絶対外さないから玲於もずっとそれ付けててね。永遠のお揃いだよ。」

「………うん。」

またひとつ、赤くなった。

「一生忘れられない誕生日だよ。ありがとうね玲於。」







少し拗れた彼からのプレゼントは誰よりも嬉しかった。

次の玲於の誕生日は誰よりもすごいのプレゼントするね。

玲於パレス⚓️🤟🐷


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( 'ω')b

佐鈴
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何それw

玲於パレス⚓️🤟🐷
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顔文字で意思表示ww

佐鈴
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てきとーすぎるやろ

玲於パレス⚓️🤟🐷
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そう?

佐鈴
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うん、

玲於パレス⚓️🤟🐷
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一周回ってシンプルな方が文字化けしないかなって思った

佐鈴
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文字化け確かにしてないけど感情が分からへん

玲於パレス⚓️🤟🐷
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それは『電波の関係でリビングで見るしかないから極力ニヤけないようにしてみくの作品を讃える』顔文字

佐鈴
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分かるわけねぇwww

玲於パレス⚓️🤟🐷
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まあ…ww

佐鈴
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難問すぎるわ、

玲於パレス⚓️🤟🐷
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だろうね

佐鈴
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もっきゅんについて語ろうじゃないか、
玲於パレス⚓️🤟🐷 4 2

はーい筋金入りのもきゅたみ、玲於パレスです笑 モトキについて語るだけっ...


おしらちぇ、
玲於パレス⚓️🤟🐷

お久しぶりです!玲於パレスです! うおたみ、いや、もきゅたみに戻りまし...


拡散希望
玲於パレス⚓️🤟🐷 1

【グッズ交換求む】 ☆渡すもの☆ 亜嵐,龍友,隼,裕太,メンディーの缶バッチ(...



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