ぱろぱろったー4
最高ランク : 176 , 更新: 2017/09/01 2:27:29
『はぁ…はぁ……なにこれ、全然着いていけないんだけど…』
『…俺もちょっとヤバい……』
アンダーライブに向けレッスン中。俺達とはもちろん、三代目の皆さんとも違う。断トツにハードだ。亜嵐くん達も着いていける様になったのは最近らしい。
「大丈夫?立てる?」
「まだやるか?」
TETSUYAさんとAKIRAさんが優しく声をかけてくださる。答えは1つだった
「「はい!もちろん、やります!」」
それから30分。隼は倒れる寸前まで汗を流しやっていた。一方俺は大分慣れてきて余裕で一曲マスターした。
「やるなぁ~!」
AKIRAさんが感嘆の声を挙げた。後ろから正規メンバーや隼の声が聞こえる。
そしたら正規メンバーがフォーメーション通りの場所に立ってAKIRAさんが離れ俺と共に踊りだした。
「すごい…混ざってるよ玲於!正規メンバーみたいだよ!」
隼が興奮した声で言う。
『おーおー、やってるやってる。じゃあ俺も、』
後ろから綺麗な声。そしてその声は歌いだす。
隼の横にはいつの間にか今市さんが立っていた。
「TAKAHIRO、来たのか」
AKIRAさんが笑みを溢す。
TAKAHIROさんが歌いだした瞬間一人ひとりのキララが今までにない位光って俺達を包み込んだ。
「……す、凄かったです。まるで光に飲み込まれそうな……。」
一曲終えた後感想を言ったら正規メンバーは笑いだした。
「あははっ、それいい表現!でも玲於も凄かったからねっ!初日で俺達に着いてくるなんて、まるで…歴代のセンターノヴァみたい。」
「歴代のセンターノヴァ…?」
NAOTOさんの言葉に問いかけたらううん、なんでもないと笑われた。
「TAKAHIROさん凄いですね!TAKAHIROさんが来たら一斉にキララ達が!」
隼がまだ興奮した声で言う。
「17代目TAKAHIROさんはね1000年に一度の奇跡って言われててね、TAKAHIROさんの周りはいつも光ってる。次のセンターノヴァはTAKAHIROさんって噂だよ。」
TETSUYAさんが丁寧に説明してくれた。確かに一度近い存在かもしれない。
「てっちゃんさんはTAKAHIROさんの後ろにいて怖くないんですか?」
「怖い?」
「はい、光に消されてしまいそうな、なんか…」
納得したのかTETSUYAさんはああ~と言った。
「う~ん、俺はぁ…『お疲れてっちゃーん!』うわぁっ!」
答えようとしていたところを後ろからKENCHIさんが押し倒した。
「「け、KENCHIさん!!?」」
TETSUYAさんに好き好きアピールしているKENCHIさんに驚きすぎて隼と声を出した。
「ああもうKENCHI離れてっ!…ごめんねっ、こんな見苦しいの…」
「い、いえっ、全然お構い無くっ!」
二人でブンブン首を振った。
え、EXILEは凄い反面オンオフが激しくてちょっと関係性が謎なグループだった……。
またする
佐鈴
2017/09/01 4:19:05 違反報告 リンク
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