ヤマタノオロ

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ちょっと過ぎましたが
5周年おめでとうございます(*ˊᵕˋ*)੭

オロチからメッセージとプレゼントが届いていました。ありがとうございます。
「おめでとう、思う存分楽しむがいい」ってパパやママみたいな表情しながら言って欲しい台詞。
それと新スキンも格好良かったです。

新スキンといえばSP金魚姫の秘蔵スキンも超お洒落でしたね。お買い求め安くなっていたので購入しました。

前置きはこの辺で、今回はゲームのストーリー展開について妄想交えた感想？感想交えた妄想？を言いたい放題書き込みたいと思います。

ただ私はストーリーを理解しようとすることに不真面目になってきているので、かなりにわかなこと言っちゃうかと思います。
すみません。

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最近、神様の話が多くなってきて、緊張しています。

ワクワクと言うよりドキドキしています。

主に「オロチが悪に全振りなキャラで救いようがなかったらどうしよう」という意味のドキドキ。

いやいや元々そういうポジションだったのでは、というのは分かっています。
多分私みたいに夢を見ながら推してなければ「どう考えてもあいつ邪悪」って印象を持たれる敵なんだろうなというのも。

でもこちとら「名も無い罪(オロチの絵巻)」と「偽りの裁判(帝釈天の発言)」を高天原に吹っ掛けられたって言質を取っているので。
「あれもこれも全部邪神が悪いんだよ」ってされるのは抵抗を感じてしまいます。
なんとなく、展開がそういう傾向になっているように思えます。邪神であることの正当性を持たせたいのか知りませんが、どんどん罪が付け足されていっているような。

そうなってきている(？)中で、純粋にオロチに恩を感じているらしい夜刀神の登場は新鮮でした。
だって大体の登場人物はオロチのこと居なくなった方が良いと思ってるじゃないですか。
一方的に追放したり、契約を反故して倒そうとしたり。
だから夜刀神も実は面従腹背キャラじゃないの〜って訝しんでました。そんなことなかったみたいです。

とにかくやたら元凶役にされてる感があるオロチですが、絵巻や奇譚を見るに高天原がオロチを不当に差別していたことは間違いない筈なんです。

根っから災禍みたいな性質の神だったので鎮圧する必要があった、という可能性も充分有り得ます。実際現在悪役してますから。
でもそれだと「気高い」と評されたりはしないんじゃないかなと思ったり。
「憐れみを持たぬ」とも言われてましたが、高天原も高天原で「どの口が……」と言いたくなるような気配が漂っていますし。
純粋悪なら無実だったと受け取れる書かれ方はされないと思うのです。

お、今ふと思いました。
高天原とオロチの話は「勝てば官軍負ければ賊軍」を実は皮肉っているみたいな感じなのではと。
高天原に敗北し断罪されたオロチは只管に悪として語られ、本当に悪しき存在となってしまったと。

……オロチに肩入れし過ぎて苦しいです。

きっと色々と判明するかもしれない、いつか来たるSPオロチが怖い楽しみ。
どっちかと言ったら怖い。

それにしても、日出ずる国の高尚な神様達が住まう世界が排他的で仄暗い描写されてるのは何やねん！
とは結構前から思ってます(笑)

陰陽師(ゲーム)の高天原は、異端とか邪魔とか判断した同胞の他に半妖の存在も認めてませんよね。剰え信心深い人間ですらも捨てたり殺したりすることだってあります。

日本の神様は荒魂と和魂を持っています。
それは何なのかと言いますと、厳しくて荒々しい面と優しくて穏やかな面の両方を持っているということです。
粗末にされたら怒るし、大事にされたら喜ぶ。それは人間と同じで、そこが魅力。
しかし陰陽師(ゲーム)の高天原はそうじゃなく見える。ただただ容赦がない。

多神教である日本の宗教観の良いところは「おおらかさ」であるとよく聞きます。
だけど大昔に神道(古来からある宗教)か仏教(外来の新しい宗教)かで人間が揉めたこともありました。どちらの信仰が正しいか間違いかといった争い事が歴史的に無かった訳ではありません。
でも最終的にはどちらも人々の生活に溶け込んで大切にされるようになりました。神仏習合という考え方が生まれたように、両方が持つ素晴らしさを愛したのです。
そして仏様がそれぞれ役割を持っているのと同じように、日本の神様にもそれぞれ得意分野があって、協調の精神で人間の世界を見守っています。八百万の神とはそういう神々なんだそうですよ。

そんな神様達の中でも偉い神様達が、何故あんな不寛容な描かれ方をされているのでしょうか。

まあ、しかし……。
【国譲り神話】について調べると「高天原って横暴だな」と思ったりするかもしれません。

国譲り神話とは、悪口っぽく言ったら「地上の神が造った国を天上の神が支配権寄越せと突然言い出した」という話です。

ただ高天原側には言い分があるみたいです。

国津神のトップ的存在で、葦原中国(地上界のこと)のリーダー、大国主神(ｵｵｸﾆﾇｼﾉｶﾐ)。
彼が国造りを成功させることが出来たのは、ひとえに天津神の助けがあったから。

その天津神というのが少彦名神(ｽｸﾅﾋｺﾅﾉｶﾐ)。
常世国という所からやって来た小人神。後に一寸法師のモデルとなりました。古事記では神産巣日神（ｶﾐﾑｽﾋﾉｶﾐ)、日本書紀では高皇産霊神（ﾀｶﾐﾑｽﾋﾉｶﾐ)の子とされています。

高皇産霊神と神産巣日神は造化三神の内二柱であり別天津神。要するに天地の始まりの神様。世界の最初から存在するので、天津神の中でも特別な存在です。

大国主神はそんな凄い神の子である少彦名神と仲良く協力して国造りに励みました。
このような経緯を踏まえ高天原側は何が言いたいのかというと「国津神だけの成果じゃないですよね？」ってことです……。

そもそも葦原中国という国土(日本列島)を生み出したのは伊邪那(ｲｻﾞﾅｷﾞ)伊邪那美(ｲｻﾞﾅﾐ)夫婦だから、元々は天津神が治める国なんだそうで。譲ってもらうのではなく返してもらうという大義名分があったのかもしれません。

な、なるほど〜。

それもそうですねとはいえ「葦は生い茂って、千年も万年も穀物が豊かにみのる国」になった途端に委譲しなさいはどうかと思うな……。

因みにこの「天津神VS国津神」を、ラノベ古事記というサイト様が「生みの親か育ての親か」という例え方をしていて、面白いなと思いました。

それから色々ありまして葦原中国は高天原へ明け渡すことになってしまいます。

大国主神は国を譲る条件としてとても立派な宮殿(かの有名な出雲大社)を建設して欲しいと要求し、高天原側は快諾します。

最初に横暴だなんて言いましたけども「大御神の御子が住む御殿のような神殿」を大国主神に与えた高天原は、大国主神の働き自体はしっかり認めてくださっていたということなのですね。
ほら……最終的には武力行使に出ようとしましたが、最初こそ対話で献上させようとしていましたし……？

国譲り神話前の大国主神の功績についてもう少し。↓

大国主神は相棒の少彦名神が居なくなってしまった後、大物主神(ｵｵﾓﾉﾇｼﾉｶﾐ)という国津神を三輪山に祀ることで、豊かで美しい地上を築き上げることが出来ました。

大物主神とは大国主神の分身(和魂とも幸魂・奇魂とも)で、同一の存在とされています。
この国造り完了の話は、大国主神が国造りについて悩みながら自分自身と向き合った話でもあるらしいです。

ただ大物主神は大国主神と同一神物説がある一方、別物とする説もあります。
正体は蛇神であるとか。
蛇神と聞くと反応してしまう〜(〃▽〃)
蛇って豊穣や繁栄を司っていたりしますから、何だか納得です。

最後に。
国譲り神話について、短く分かりやすく頭に入ってくる動画がこちらです！
YouTube観るの好きです……(笑)
※何故かURLがうまく貼れなかったのでタイトルのみ※

・【アニメ】鷹の爪外伝むかしの吉田くん #09「国譲りの巻」（最終回）

・【日本神話】国譲り前編～天若日子の葬儀・古事記⑩【アニメ】

・【日本神話】国譲り後編～最強の使者タケミカヅチ・古事記⑪【アニメ】

あとこちら、国譲り神話ではないですが、絵柄が可愛いくてオススメです！

・【漫画】日本神話の最強の神々５選【マンガ動画】

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掻き集め中の日本神話知識をまとめようとし出した結果、陰陽師(ゲーム)とは全く関係ない話になってしまいました。全くではないかもしれないが。

ブログタイトルの「ヤマタノオロ」なんて最早後半の話とは無関係すぎる。
「チ」が抜けているでしょう？
実際のゲーム画面も「チ」が無いんですよ！
笑いました。

でも調べていく内に大国主神のことが好きになってきました。
因幡の白兎を助けた、医療に長ける優しい神様。
一夫多妻で浮気性なところは「うん、まあ……うん！」となりますが、イケメンでモテモテで恋多き子沢山、「大きな国の主」となるまでの道のりで自然と協力者を惹き寄せる徳の高さ、国を譲渡し隠居する際には天照大御神へ「目には見えないご縁による人々の幸せ」を祈り続けると宣言した話……。
これらのようなエピソードを持つからこそ「縁結びの神」として今も尚信仰が厚いのでしょう！

陰陽師(ゲーム)で縁結びの神といえば縁結神ですね。
あっ今共通点を見つけてしまったかもしれないです！
大きい袋を背負っているところです！
大国主神は最初の説話(因幡の白兎)では大きい袋を持ってました。八十神という意地悪な兄達に持たされた大荷物です。大国主神は大兄弟の末っ子でした。虐められていたり二度も殺されたりしましたが、苦難を乗り越えた後に彼らを平定し大国主神は国津神の代表となったのです。
因みに大国主神と神仏習合した大黒天も大きい袋を持ってたりします。

縁結神といえば彼女の師？友？である「デカ氷」も謎な存在です。
大国主神とは真逆な性格だと思われます。
なんか今やってる鈴彦姫のイベストに出てくる大司祭、がデカ氷なのか違うのかは結局分からず終いでした。

にしても日本神話で氷の神ってあんまり聞いたことないですね……？日の神が最高神だから……ってのは適当言ってみただけですが、とにかくマイナーだと思います。
私が知らないだけかも。

氷室神社という、氷を作っていた方、氷を献上した方、氷を献上された方が御祭神の神社はあるみたいですが、やはり日本の神様で氷の神というのはレアとも紹介されていました。

他に考えられるのは、縁結びで有名な氷川神社の「氷」という文字からとった説……氷川神社の由来は氷ではなく川や泉だそうですが。

まあ諸々この先明かされていくのかな。

色々と調べてみるのは楽しいです！
まだまだ浅いと思うのでもっと勉強してみたいです。

コンテンツが長く続くことは、素敵なことだと思います。

こそこそと夢を勤しみながらではありますが、これからも遊ばさせて頂きたいです。

話の内容が二転三転してしまいがちで読みにくかったと思いますが、最後まで長文にお付き合いくださりありがとうございました！

(•ᵕᴗᵕ•)⁾⁾