第1作目！（もう本編に参ります☆）

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静かな部屋で目の前のロープを握りしめる。
なんでこんな事に？
ただ、涙が溢れる中、思い出の詰まった部屋を見渡す
「ごめんな、李兎」
誰もいなくなった部屋で、、、、
一言そう発した。

キーンコーンカーンコーン

終わりのチャイムと共に教室の雰囲気は一気に崩れる。

「やっと帰れる〜」

と言う声がちらほら聞こえる中

部屋の隅にいる1人が眠りから覚める。

まだ眠いな、、

そんな事を考えながら固まった体を伸ばしていると

「なぁ、利兎〜！今日遊ばね?」

真横から聞こえた。

いつも一緒にいる冬夜（とうや）だ。

声だけで分かるようになった自分に呆れながら振り向く。

（冬）「ね！今日暇っしょ?あそぼーぜ！」

いつにも増して元気だな、、、

『うるさい』

取り敢えず返事をして盛大なあくびをした。

（冬）「は？！ひっでぇ！」

『寝起きなんだ静かにしてくれ』

（冬）「寝てる方が悪い！」

ごもっともだが、無視して帰る準備を始める。

（冬）「あ、無視すんなー」
（冬）「な！今日遊ぼーよ」

『んー、どこで？』

（冬）「利兎の家！」

いつもの言葉に利兎は呆れた、、、

『お前さ、、、どうせ李兎目当てだろ』

何回言ったか分からない言葉を冬夜に投げつける

（冬）「は？！ち、ちげぇし！」

『あ、そう。なら、図書館行こうか』

（冬）「え、やだ！利兎の家の方がクーラー効いてんじゃん！」

『対して変わんねぇよw』

（冬）「それが、変わるんだよ！」

そんな事を話していると教師が入ってきた。

（教）「お前ら早く席に座れ〜！終礼始めんぞ〜！」

野太い声が耳に突き刺さる、、、

寝起きで頭が痛いのに悪化した気がする。

ちらりと冬夜の方を見ると。

（門前で待ってる）

ノートに大きい文字で書いているものを見せてきた。

はぁ、こうなったら言うこと気がねぇんだよなぁ、、、、

そんな事を思いながら渋々OKサインをだした。

教師の長い終礼が終わると冬夜がこっちに来た

『ん？門前じゃないのか？』

（冬）「いや、一つ言い忘れてて」
（冬）「今日さ、、、親いねぇから泊めてくんね?」

予想してなかった一言に唖然した

『は、は、はぁ？！？』

やっと声が出たかと思うと声が裏返った、、、

（冬）「いや、ごめんって！でも、利兎のとこ親いないしいいだろ？」
（冬）「だから、な！お願い！」

冬夜を疑う目で見つめる。

（冬）「なんだよ、なんかあんのか？」

『いや、まぁ、いいよ。』

（冬）「まじ？！やっりぃ！」

『ただ！』

（冬）「な、なんだよ、、」

『李兎に手を出すなよ？』

脅しのつもりで睨みつける。

（冬）「分かってるよ💦」
（冬）「親友の妹に手を出す奴がいるか！」

『え、お前普通に出すだろ』

（冬）「ださねぇよ！」

そんな茶番を繰り広げていると

「なに楽しそーに話してんの?」

会話に入ってくる人が居た。

『ん？乖離（かいり）か、なんだ？』

（乖）「いや？楽しそーだから何話してんのかなって」

（冬）「あぁ、俺利兎の家に泊まるんだ〜！」

（乖）「へぇ〜いいなぁ。」

（冬）「へ！いいだろ〜ww」

（乖）「あ、ならさ？利兎！俺も泊めてくれよ」

『ん？あー、うん分かったー』

言った後に後悔した。

癖で返事してしまったのだ、、、、

（乖）「まじ？！やったー！！」

（冬）「は？お前なんでそんな軽くOKされてんの？！」

（乖）「お前より静かだからな☆」

『いや、どっちもうるさいw』

（冬・乖）「ひっどー！！」

「あー、はいはい。もう行くぞ」

ほぼ投げやり状態で自分の家へ

2人を連れて向かった。

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短文やったね！ごめん〜ww

次はもう少し長めにしよ、、、、、

いや、それにしても短過ぎん？！？？