【泣く赤子よ】第二話

小説の部屋
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オギャーオギャー

母さん

母さん


ガチャガチャ








ねぇ、幼児期健忘って知ってる?

母さん。

母さん?







………………‥………………‥………………‥


おはよう。



朝1番に誰もいないリビングへ言葉を放つ。

カーテンを開けると眩しい光が部屋を照らした。

自分の闇を照らされているようで怖くなりすぐにしめた

両親はまだ寝ている。

夜は慌ただしいせいかお昼までは起きてこない。

朝は……今だけは自分の時間。

んんんんー!!!!

突然赤ん坊が言葉ではないなにかを発した。

両親の寝室の襖から少し覗いてみる

赤ん坊はムニャムニャと気持ちよさそうだ。

まだ、生きている。

両親がモゾモゾとタイミングよく動く。

赤ん坊の声を聞くたびに動く。

体が勝手に反応してるのかもしれない。

なぁ、お前は、、、、

言葉が詰まった。

言葉を出てこないよう胸の辺りに沈めた。

コーヒーでも飲もう。

気持ちを落ち着かせるためにはそうするしかなかった。

コーヒーを作ってる間ふと台所を見ると。

食器がいくつも重なり

油と水と生ゴミが混ざり合って芸術作品のようになっていた。

覚悟を決め芸術作品へ手を入れた。

ヌメッとした触り心地に気持ち悪さを感じながらも生ごみをゴミ袋へ投げ入れた。

少しずつ臭いが収まり、食器をまとめると少しは見栄えも良くなった。

芸術作品から洗いやすくなった台所の食器を洗剤とスポンジで片付けていく。

約15分程度で綺麗になった。

ふぅー、、、

ため息と疲れを口から吐き出してからある事に気づく、、、

あ、コーヒー。

気付いた時には遅かった。

冷え切って風味も落ちている。

あーあ。

そんな事を思いながら冷めたコーヒーを胃に流し込んだ。





「おはよう、いつも早いわね」

振り向くと目を擦っている母さんがいた。


おは、よ、、


いつもより早い起床に驚き思わず声が裏返った、、

き、今日は早いね。

「ええ。」

そこで会話が詰まる。

沈んだ空気を透き通る大きい声が正気に戻した。

オギャーオギャー

母さんは急いで赤ん坊の隣へ寄り添う。

「よーし、よーし、良い子だね〜」

多分、そんな事思ってないだろう。

うるさいとか早く泣きやめと思ってるに違いない。

実際、僕も迷惑している。

はぁ、

ため息をつき母さんの隣へついた

泣き止まない赤ん坊をそっと撫でる。

キャハキャハ

くすぐったそうに泣いていた事が嘘みたいに笑った。

「私にはない魔法の手ね」

突如母さんが言った。

寂しそうに嬉しそうに、、、、優しく。

そんな事ないよ。

否定だけしておいた。

どことなくそうした方がいい気がした。



………………‥………………‥………………‥

寧音


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え、好き…
なぜこんな神文を書けるのですか?


しおん @ だいえっと
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シオン↪︎
ありがとww
神分じゃないよ〜💦
所々文がおかしいとこあるし、、、!!


oto.
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こ、ko-hi-(少年だと思っていたショックでアルファベットになる人)

しょぅゆ。
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しょぅゆ↪︎
こひぃ!
ん?少年だよ〜


oto.
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こういう系の好きだわぁ…
猫音の文才と語彙力ちょーだい?()


闇落ちみたらし@復活⭐︎
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闇みた↪︎
までぃ?やった!!
んんんん!?
文才も語彙力も旅に出てるんだわ()


oto.
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